テーマ:小説

★「ID」~杞憂の夕闇~☆自作SF小説★

その日の夕食を終えるとリビングに面したテラスにてRAINがコーヒーを入れて3人で丸太のテ ーブルとイスに座すと、地球の今後の展望を語り合うときを持った。 夕闇が涼風をお供に従え、ひと時の涼を3人は心地よく感じつつ・・・。 KOH-1は、今の人類の現状を鑑みると未来に対する人類への危惧はこうなると語った。 それは人…
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★「ID」~人間・その脆弱なる魂~☆自作SF小説★

火星から一時帰還した、2-YOSHI率いるヒューマノイド達は、それぞれがホームステイするな どして、火星の現状を報告する任務に就いていた。 2-YOSHIは、ジュニアへの複雑な胸中を払拭したいと、やってきた筈がKOH-1の生存に拍 子抜けしてしまい、いまだジュニアに詫びる機会を探せずにいた。 KOH-1自身も、当…
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★「ID」~核心に迫る瞬間(とき)~★SF小説

KOH-1は、コーヒーを飲みながら、話を続けた。 それを見た2-YOSHIも、コーヒーを一口・・・話を聞いている。 「ヒューマノイドは人類によって造りだされた事で人間が創造主であるという概念を植えつけら れてしまったんだ。だから、ヒューマノイドは、どこまでも人間に忠誠を尽くしている。 まったくもって、人類は、どこ…
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★「ID」~futari~★SF小説

「なんで、KOH-1が2人もおるねん・・・。」 あんなに会いたかった存在が目の前に2人も立っていた。 2-YOSHIが呆然と立ち尽くしていたところをRAINに、まずはあがってちょうだいと気遣われて リビングへと案内された。 完全にパニックになっている2-YOSHIを見かねたジュニアが 「2-YOSH…
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★「ID」~帰還~★SF小説

どれくらいぶりだろう・・・。 地球の大地に足を踏み出した2-YOSHIは、目一杯この星の新鮮な空気を吸い込む。 「うまいっ!火星とは大違いやぁ!」と言いながら思いっきり背伸びをして、にんまり微笑んだ。 長旅の疲れも見せずシャトルから続々とヒューマノイドが降りてきて地球の同胞たちとの再会 を喜び合う。 2…
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★「ID」~ヒューマノイドの涙~★SF小説

KOH-1という家の主が戻ってきてから、ほどなくして2-YOSHI達ヒューマノイドを乗せたシ ャトルが地球の大気圏内に突入したとの一報を受けた。 KOH-1は、トップシークレットメンバーに、自分に会う直前まで2-YOSHIには自分の生存 を伝えないで欲しいということを伝えた。 そしてRAINが2-YOSHIを我が…
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★「ID」~宇宙(そら)と地と~★SF小説

地球で、そんな出来事が起こっていたとは露知らず2-YOSHI達を乗せたシャトルは順調に 地球へ向かっていた。 「俺は、KOH-1ジュニアに平常心で接することが出来るやよろか?」 今は、ただ、そのことだけで頭がいっぱいになっている。 果てなく続く宇宙の海を航海しながら、そんなちっぽけな感傷に浸っている自分を自嘲した…
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★「ID」~決断~★SF小説

KOH-1は、息子を目の前に淡々と、これまでのことを語り始めた。 地球では再生プロジェクトが佳境を迎えていた。 その日は、珍しく仕事場に息子のKOH-1ジュニアを連れて行くことにした。 現場の池では水質検査を行っている。薄氷が張っている池のほとりで、ジュニアはKOH-1 と楽しく遊んでいた。 青い空が眩しい…
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★「ID」~時が語る真実~★SF小説

2人の間に、しばしの沈黙が流れた。 そして、その沈黙を破ったのはRAINだった。 「あのね?今から話すことは、あなたにとって寝耳に水だし、とてもショックな事になると思う。 けど、もう、私の心ひとつにしまっておくことは出来ないと思ったの。だから、冷静に聞いて欲し い・・・・。」 KOH-1ジュニアは、小さく頷…
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★「ID」~決意~★SF小説

地球の自然治癒力は甚大なものがあった。 人類は過去の大罪を償うが如く、自然と共生している。 高層ビルの群れはなく、人口に相対した10階以下の建造物。 電力は水力・太陽発電を利用している。 そして、人類は、ほとんど自給自足の生活をしている。 犯罪などを抑制させるために、通貨は存在しない。 生活に必要なも…
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★「ID」~孤独の赤い星と揺れる青い星~★SF小説

火星には、ぽっかりと大きなドームが存在していて、そこで2-YOSHI率いるヒューマノイドが プロジェクトの拠点としていた。 2-YOSHIは、ドームの中枢である広々としたモニタールームで地球を見つめながら、いつし か深い眠りにおちいっていた・・・。 「ここは・・・?緑がやけに眩しいなぁ?地球か?」 …
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★「ID」~あるヒューマノイドの嘆き~★SF小説

「この星は、どこもかしこも赤い土だらけだ・・ここは地球とは明らかに違う。なのに俺は・・。」 ここにいるのは、どうして? ヒューマノイドである2-YOSHIは地球を再生させるプロジェクトを見事、成功させた。 青い地球・・・あんなに憧れた青い地球も、ぽっかり空いた心の穴を埋めることは出来なかっ た。 KOH-1…
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ZAN    ~斬~   改訂版     ★SHINE★

光一は変わらず、お年寄りとのふれあいを大切にして時を過ごしている。 車椅子の、可愛いお婆ちゃんに「あたしが、もっともっと若かったらねぇ」なんて言われると「またまたぁ!桜ばぁちゃんの、お相手なんて百年早いですよー!」と微笑んだ。 田口は、そんな光景を見て、どっさりと籠の中の洗濯物を…
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「宇宙西暦××××年」 ~Fly me to the moon~

俺は、ひとりシャトルに乗り込むと月へ向かった。 KOH-1のいる月へ・・・・・。 ずっと恋焦がれていた人に会うために・・・・。男同士でヘンに思われるうやろなぁ? でも、男が男に惚れるっていうのも、ありといえば有りだと思うねんなぁ・・・。 そんなことをつらつらと考えながらシャトルが軌道に乗ったところで、俺はコントローラーを無人用に…
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「宇宙西暦××××年」 ~真実~

「久しぶりだね?Rain・・・元気そうやん・・・」 2-YOSHIは、目の前に立つRainの姿をまじまじと見つめ嬉しそうに微笑んだ。 「本当に、ご無沙汰していて、すみませんでした・・・」 Rainは、2ーYOSHIをソファに案内した。 お互いソファに座ると、しばしの沈黙があった。 Rainは、意を決して2-YOSHIに、こう告…
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「宇宙西暦××××年」 ~Area 1~

今、地球上では、ヒューマノイド達が、それぞれが任務を忠実に遂行している。 俺のいる、Area1は、「地球再生プロジェクト」の本部として、マザーコンピューターを中枢に置いている。地球上にある13のポイント(定点地点観測所)から刻一刻と送られてくる地上を映し出すモニタールームに俺は、いつも缶詰状態だった。 Area1の他に、ここから…
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「宇宙西暦××××年」 ~Cry for the moon~

「月や・・・・月が見える。」 この地球という星の上から眺める夜空にポッカリと月が浮かび上がり、寂しげに笑っている。 あれから、もう1000年という膨大な年月が流れた。 俺たちヒューマノイドに死はない。何万年、何億年と生きられる・・・・。 でも、お前だけは、違った。 なぜなら、KOH-1・・・お前は人類の、たった一人の生き残…
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