★「ID」~杞憂の夕闇~☆自作SF小説★

その日の夕食を終えるとリビングに面したテラスにてRAINがコーヒーを入れて3人で丸太のテ

ーブルとイスに座すと、地球の今後の展望を語り合うときを持った。

夕闇が涼風をお供に従え、ひと時の涼を3人は心地よく感じつつ・・・。

KOH-1は、今の人類の現状を鑑みると未来に対する人類への危惧はこうなると語った。

それは人間たちがこのまま、自給自足を続けるということ、特定の通貨を持たずに経済観念が

ないということも、「貧富の差がなくなる」「犯罪の抑止にもなる」という検知から悪いことではな

いだろう。

しかし、それによって人類がすっかり「平和ボケ」しすぎると人間の本能である危機管理能力

が、すっかり退化してしまうことにつながりかねないのだ。

今までKOH-1の話を黙って聞いてきたRAINはこう切り出す。

「だからといって人間たちに自衛しなさいと、いきなり武器を与えてしまうのは、どうかと思うけ

ど。。。。」

「コーヒーおかわり」と頼む2-YOSHIをちらっと横目に「どうぞ」とカップに注ぐRAIN

に、2-YOSHIは「おおきに」と頭を下げると

「でもな?RAIN・・・これは綺麗ごとじゃすまへんねん。争いごとが起こるということは、いつの

世でもあたりまえのことなんよ。くやしいけどな?それが現実なんや。」

KOH-1は、冷めたコーヒーを静かに飲み干すと。

すくと立ち上がりサンダル姿のまま「そこの小高い丘まで歩かないか?」

と突然言い出すので、いぶかしげにRAINと2-YOSHIが顔を見合すとうんうんとKOH-1の後に

従った。


夜の闇は極上のビロードのマントをまとい、しなやかに丘の上の木々と囁きあっている。


3人が、夜風に身を預けながら丘にやってくるなり

「?!」


そこには、よく知った顔が微笑んでいた・・・・・。

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この記事へのコメント

SHINE@お知らせ
2007年08月05日 10:21
ここまで、お付き合いくださった皆さん、心よりお礼申し上げます。
物語は、もちろんつづくのですが、私の体調がすぐれないので、しばらくの間、連載を休止させていただくことにします。
その間、もっと色々、勉強して今後の展開に切磋琢磨させてください。
愛戦士桜
2007年08月06日 15:41
うんうん。
夏は過酷な季節だからね、のんびりしようね☆

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